2009年05月14日

取材趣旨

 質問者 本多良和(現役ルポライター)
 回答者 今宮弘樹(ボウハンマン本人)

<取材趣旨>

本多は、現役のルポライターである。
アラフィーの彼は、業界30年の超ベテラン。

 景気はいつ回復するのか?
 不況が犯罪を生むのは必至!
 警察は「減らそう犯罪」というけれど、
 発生した犯罪の対応に明け暮れている。
 やはり頼りになるのは警備員だろうか?


ロスのウン百万は織り込み済みという大手。
大根1本でも盗られたくない地元スーパー。

しかし、問題は、商品被害だけではない、
健全な商売環境を乱す不届き者の存在に、
大きく悩まされる経営者達が多いのだ。

 事件にならなければ動かない警察よりも、
 事件にならないように働いてくれるのが、
 全国津々浦々で活躍するボウハンマン!


ルポライター本多は、小売り業界に期待
される警備員の実態に迫る取材を、全国
で敢行している。

取材の受け入れが、我々警備員の待遇改善、
社会的地位の向上へ寄与できることに期待する。


 約20項目に及ぶ問いかけに、警備士 
 今宮弘樹は、本音で答えている。

 本文に乞うご期待!!!



*注 仮想取材ですが、今宮の回答内容はマジものです。
   予めご承知おきください。



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2009年05月15日

取材(辞めますよ)

本多 「今宮さんは、警備業界に足を踏み入れてどの位になられますか」

今宮 「そうですねえ、40過ぎに入って今年で9年目に入りましたね」

本多 「ほ〜、ほぼ10年ですか、結構長いですねえ」

今宮 「長いんですかねえ?うちには、10年選手がゴロゴロいますよ!

    しかも1社で10年以上の勤続でうから、敬服しますよホント。

    私の場合は、1社だけではありません。今お世話になっている

    会社で3社目です。途中部ブランクもありましたが、5年近く

    お世話になってます。

本多 「それは、居心地がいいんですかねえ」

今宮 「そうですねえ、相性がいいのかも知れません。

    その辺はよく分かりませんが、もう「渡り」をする気はありま

    せん。このまま、今の会社にお世話になり続けるし、業界を去

    る時は、人生リタイヤの時でしょうね。
   
    意外と早いかも知れません。

本多 「辞めること考えてるんですか?」

今宮 「え〜そうですよ、当たり前ですよ。すぐには無理だけど、

    子どもが大学を出て社会に出たら考えますよ。
  
    ただ、60になっても70になっても仕事してるのは考えるな。

    わたしのキーワードはセミリタイヤですねん。
  
    生活があるから、ず〜っと働らくだろうけれど(笑)」

本多 「セミリタイヤですか・・・響きいいですね」

今宮 「見ててください。近い将来?」

本多 「お〜っ、いいですねえ。期待していますよ。

    ところで、そろそろ本題に入らせていただきますね」

   「今宮さんは、食品スーパーを主体に警備をしていますね。

    現在の警備業界はどうなんでしょうね?

                    ・・・・・・つづく
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2009年05月19日

取材(警備業界の現況)

     ■■■プロフェッショナル 警備の流儀■■■

本多  警備業界の現況はどうなんですか?

今宮  業界ときましたか、大きく出ましたね。

    そうですねえ、警備業界は、ひと言「永久不滅」かな。

    ご存知のように、量販店や大型ショッピングセンターには、
    商品搬入チェックや従業員の出入り管理、施設の防災担当
    を兼ねて施設警備員さんがいますよね。我々は違います。
    交通誘導の警備員さんでもないし、美術品や現金等の輸送
    警備でもなければ、身辺警護(ボディーガード)でもあり
    ません。機械警備のビートさんとも違います。

    私たちスーパーの警備員は違います。
    地域によくある食品スーパーであり、ホームセンターであ
    り、書店・レンタルショップなんです。
    
    勤務は通常1人です。現場には上司も同僚も部下もいませ
    ん。いるのは、お店の方とお客と警備員だけです。


    仕事は「健全なる営業環境を保持すること」なんです。
    要は、お客さんが安心して買い物ができること。
    従業員が安心して業務に専念できる環境を維持することにあ     ります。

本多  そうですよね、それはブログの当初に書いておられましたね。

今宮  具体的に、することは沢山ありますよ。詳細は省略させて頂
    きますが、深夜のスーパーマーケットは、昼間に比べて従業
    員さんの数は、極端にすくなくなるし、社員さんも少なくな
    ります。

    アルバイトさんが中心の深夜のお店になる訳ですから、警備
    を配置するのも必然ですよね。でしょー!

    社員の少ない、従業員の少ない深夜の店舗に警備員は必須だ
    と思いますね。
    

本多  犯罪は深夜に発生することが多いのも事実ですね。

今宮  そうなんです。夜間のスーパーに警備員が必要なことがイメ
    ージできるでしょ。それでね、私たちは一見、不良少年たち
    を相手にしたり、商品やレジを守っているようにに見えます
    が、実のところは「従業員」を守っているように思えますね。

    
    それはともかく、いづれ淘汰されると思っています。

    淘汰して欲しいですね!

本多  淘汰すべきとは厳しいですねえ。

今宮  実際のところ、警備業務って警備員の人間性にゆだねる部分
    が大きいのが事実なんです。真面目でコツコツタイプはいい
    のですが、ルーズな人生を送ってきた人は、それなりにルー
    ズなんですよ。

    警備業界へ入ってから人間を変えるなんてできないでしょ。

    巷では、警備ポストを減らされたり、勤務日数を減らされた
    りと非常に厳しい状況の中、予算を取るお店が警備に対して
    少々厳しい見方になるのも当たり前ですよね。

本多  スーパーの閉店も多いし、警備の予算を削減されるのも多い
    ようです。

今宮  よく分かりませんが、一番に人件費、二番目に警備予算と削
    られると聞いたことがあります。

    お店が警備を導入するのは必然で、
    不滅ですよ施設警備員は・・・。
    と言いたいのですが・・・・・。

    何度もダメ出しくらう警備員を雇用していたら当然のごとく
    「あの警備員は入れるな」次は「警備会社を変える」となる 
    でしょう。

    いい評価を貰うことは、超むずいのですが、ダメ出しを貰う
    のは簡単なことですからね。

    と言うことで「警備業界は永遠」しかし「淘汰される」と言
    うのも現実だと考えます。

本多  いい仕事してなアカンちゅう訳ですね。
    ところで、今宮さんは10年近くも業界におられるようです
    が、何か秘訣がありますか?


                   ・・・・・・つづく

     ■■■ノンフィクション・エッセイ警備の現場■■■
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2009年05月20日

取材(長続きの秘訣)

     ■■■プロフェッショナル 警備の流儀■■■

本多  長続きの秘訣ってありますか?

今宮  秘訣ってありませんよ。
    あえて言えば「動機」があったのは事実です。
    働いてくれている妻が一人、元気な子どもがいて大学に通っ
    ています。
    借金はないけれど、住宅ローンの支払があと15年もありま
    す。それに、この歳で仕事を辞めるとか変わるとかなんて考
    えられませんよね。それにどの蓄財がある訳でもないしね。
    これって十分な動機ですよね。

本多  十分ですね、でも辞める人も多いようですね。

今宮  10年近くもお世話になってると、早くに辞めていく人をた
    くさん見てきました。
    「何しに来たの」っていう感じで、アッという間におさらば
    された方もいました。

    例え1日で辞めようが1ヶ月で辞めようが、その方には辞め
    る理由があるのでしょうから、私がとやかく言うことではな
    いと思います。

    現場に出て最初は、私たち(先輩)が現場で指導するじゃな
    いですか。指導は好きじゃないんです。これも給料の内と割
    り切って何とかやってます。

    ただ「(仕事を)やらないといけないんです」とか「一所懸
    命やります」とかあたかも「長くやる」と言う人に限って、
    早くお辞めになるようです。

本多  その方も生活があるでしょうにねえ。

今宮  知りませんね。「どうしたの?」なんて聞きたくもないし。
    聞いても仕方ないしね。
    ただ、その新人さんを思って、私なりに指導したのに「何の
    挨拶もなしに」サヨナラされるのが通常のパターンで、がっ
    くりくるんですよ。

    「え〜、そんなあ!」

    これは、モチベーションダウンの大きな要因ですね。

本多  モチベーションを保つ方策は何か?

今宮  ハイっ、よく聞いてくれました。
    それで、新人指導の時に、チカラを入れないようにしました。
    パッと見は、それなりの指導風景ですが、思い入れをしない
    というか、そこそこの気の入れようで対応するようにしてい
    ます。

    物足りなさを覚えられても関係なし、色々教えてくれるもの
    と、期待して指導を受ける新人さんには、ご免なさい。

    「1ヶ月やってみろよ、続いたらアドバイスしてやるよ

    そんなキツイ言い方はしていません。ココロで思っているだ
    けです。私が雇うわけでもないのに、そんなに思い入れても
    仕方ないことに気付いたんです。
    
    長く続いている秘訣って、もしかしてソレかもしれませんね。

本多  そうですか、新人指導では気合いを入れ過ぎない、
    本気にならないって言うことですね。

今宮  そーです、その通りです。

本多  ところで、今宮さんが警備業界へ入られたきっかけは?


                      ・・・・・・つづく


     ■■■ノンフィクション・エッセイ警備の現場■■■
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2009年05月22日

取材(業界に入ったきっかけ)

     ■■■プロフェッショナル 警備の流儀■■■

本多  警備業界へ入られたきっかけって何ですか

今宮  単純です、誘われたんですよ。
    20年来の友人に誘われました。
    
    「今度、□□市に営業所を出すらしいよ」
    「将来の所長候補を募集しているから話しを聞いてみたら」

    と言うものでしたが、
    私は二つ返事で「いいよ」と応えたのを覚えています。

    警備する物件は食品スーパーでした。
    何十とある店舗の全てに、既に警備員が入っています。
    当然我が社ではありません。

    最初は1ポスト(1名分仕事)しかないのです。
    他の警備会社が契約して入っているところへ、
    割り込んでいった訳です。

    当然、自分自身が制服を着て現場に入ったのです。

    上司もいない部下もいない、当然同僚はいません。
    最初から一人勤務で、何もかも一から作り上げる状況でした。

    よその警備会社がどうしているかなんて関係ない。
    目的は一つです。
    望まれる結果を得る為に、いやあ!苦労しましたね。



    誘われた時の仕事は、タクシードライバーでした。
    世間もご存知の通り、ヒジョーに厳しい業界です。
    そうです、生活に厳しいタクシー業界なんですね。
    家庭に冷たい業界の代表格のような職業でしたね。

    二つ返事も当然な事情でしたね、当時の私は・・・。

      ■友人の紹介と言うこともあり
      ■収入的な安定は絶対だったし
      ■未来は所長なんだ〜俺さまは
      ■担当者の話しも納得できたし
      ■お世話になる会社も大きいし
      ■仕事の概要も面白そうやしな

    こんな感想をもっています。


    絶対的な決め手は、「安定収入」でした。
    タクシードライバー時代は、業界の規制緩和前でしたが、
    日に日に悪化の一途という感じでしたからね。

    施設警備は、雨が降ろうは雪が積もろうが必ず仕事がる。
    どんな天候であれ、働く現場があるのが魅力です。
    しかも毎日ポストなんですね。
    さすがに、「休みなし」は労働基準法以前に身体がもちません
    から、
    適当に休みはしますが、1ヶ月25日前後に出勤は確定です。


    加えて、紹介してくれた友人にも感謝しています。
    タイミング・人間関係のご縁に感謝しています。

本多  タイミングってありますよね。
    タクシーでそこそこ稼いでいたら警備員やってませんもんね。
    タクシー時代のお話しも聞かせてくださいね。

今宮  いいですよ、ホントいい経験をしたんですよ。

本多  楽しみです。
    ところで、これかも元気な限り警備員を続けられるんですか?


                  ・・・・・・つづく

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2009年05月26日

取材(これからも警備員続ける?)

     ■■■プロフェッショナル 警備の流儀■■■

ルポライター本多の”取材第5弾”


本多  これからも元気な限り警備員を続けますか?

今宮  もちろん続けません!
    ・・・んな訳ありません。
    元気というか健康な限りは働きますよ。
    
    折角慣れたというか、要領を得たんですよ。
    そう簡単に辞めるもんですか、もったない!

本多  そうですよね、余裕で仕事ができているんですもんね。

今宮  確かに余裕で仕事していますね。
    この歳で、職替えなんて無意味ですから。
      
    ヘッドハンティングされて年収倍増っていう職業でもないし、
    うちの会社も結構大きいので、体力があるのだろうと思うし、
    
    まさか、今の自分に退職勧告がある訳ないだろうし、
    身体を崩さない限りは、ずーっと安泰ですかね(笑)
    ねっ、社長はん、ズーッと働かせてくださいよ!

本多  それじゃあ、60歳70歳の「ひろやん警備員」もあり得るんですね。

今宮  それはあり得ません、今のところ願望ではありますが、
    60歳に制服着てることはあり得ませんね。

    健康な内に元気な内に、好きなことしたいと思いませんか。
    妻には旅行願望があります。
    電車乗って、飛行機乗って、客船に乗って・・・
    旅先で奮闘するトラベル会話、英語・韓国語・フランス語・・・

    考えただけでも、想像しただけでもゾクゾクーっとしますね。

本多  旅行好きな方は多いと思いますが準備はされてるんですか。

今宮  子どもが大学生ですが、無事社会人になってくれたら、
    随分楽になると知人が言ってましたが、確かにそうですね。
    金銭的負担は相当ですから。

    子どもから手が離れてから準備に入ります。
    悠々自適とまではいかなくても、
    10の内7つも8つも我慢を、少し減らす程度で満足です。

    老後の蓄えは、ある程度確保していますので、
    少しの余裕を求めて「あて」を確保せなアカンと考えています。

本多  へ〜「あて」ですか?、何かあるんですか。

今宮  いえいえ、まだ準備段階ですから公表はできません。
    と言うより、「脳内イメージ」だけでは口にできません。

    でもね、収入がメチャ多い仕事ではないのですが、
    ヒジョーに有り難いことがあるんですよね、
    何気なく見過ごしてしまうと思うのですが、
    勤務時間がピシーッとしていることなんですよ。
   
    残業が無いことは有り難いことでなんです。
    この「確定オフタイム」をどう活用するかですね。

    但し、時間の切り売りはしません。
    切り売りとは、時給いくら?のアルバイトのことです。

    掛ける時間も中身も全て自分で計画するのです。

本多  わお〜っ、興味津々ですね。

今宮  今に見ていろ!・・・かな!

本多  はいはい、ところで今宮さん、
    今までに「怖いっ」といった経験がありますか。


                  ・・・・・・つづく

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2009年05月27日

取材(怖かった経験は)

     ■■■プロフェッショナル 警備の流儀■■■

ルポライター本多の”取材第6弾”


本多  これまでに怖いと思ったことがありますか?

今宮  それがねえ、記憶にないんですよ。
    「記憶にございません」って死語でしたけど、
    それなりに体験してるんでしょうが覚えていないんです。
    50歳にもなると、もの忘れがひどくなってきたようです。
    忘れる前に、もの覚えが悪いという見方もありますけど・・・(笑)。
 
本多  まあ、命がどうのという大袈裟なことでなくても、
    10年近くも警備員やってると何かあったでしょう。

今宮  そうですね、怖いというか足がすくんだことはありますね。
    警備員になって2ヶ月くらいだったかなあ、
    今でも師匠と慕っているNさんが入社されたのですが、
    その方の存在が実に大きかったですね。
    私の現場対応は、師匠の教えに従っていると言ってもいい
    くらいです。
    
    具体的に「対応要領」を指導してくれますが、何か落ち着
    くんですよね。
    緊張感と言うか高揚感を抑えてくれるんですね。

    ■食品スーパーでの勤務中のことです。
    丁度夕方5時過ぎだったかなあ?
    ニッカポッカ、油もぐれ汗もぐれの兄ちゃんが入店しました。
    金髪ロング(一時のキムタク風)の2人は、19かハタチです。
    タオルを首に巻いて、店内をサッサと歩いています。
    その様子をジーッと見ていた(目で追っていた)わたしにです。

    「今ちゃん!あ〜いう連中は大丈夫やねん」

    「ちゃんと仕事しての帰りや、働いていんねん」

    「それより、学校へ行ってない少年とか、
 
        フツーに見える連中のほうが怖いねん」


    金髪なだけで・・・
    ニッカポッカ姿だけで・・・

    ついつい厳しく捉えていた自分に、
    観点が違うというアドバイスには、
    結構驚いたのを覚えています。

    
    ■駐車場の真ん中に暴走族の連中がいます。
    総勢20人弱で、円陣君で座っています。

    「今ちゃん、あれは解散させんといけんな」

    「連中のところへ行く時、足が震えるようなら止めろ」

    「連中のところへ行くなら、真っすぐ一直線に歩け」

    「連中が、あー言ったら、こー言ったらと、     

      切り返しの言葉は用意するな」

    とのアドバイスは、驚きでしたね。
    その後、師匠は連中の真ん中に入り、
    話しをされていたのを遠目で見ていました。

    当然、次のステップがある訳ですが、この場では言えね〜な!

    
    そんな訳でして、師匠が1ヶ月くらい同行指導してくてましたから、
    間違いというか失敗談と言うか、
    相手に激情されて負傷したなんて〜のもないんです。

    要するに、最初の内は、不良少年達の集団に対応するときに、
    多少のビビり(足の震え)はありましたが、「いわゆる怖い体験」
    はないんです。

本多  足が震えたっていうのは怖かったということですよね。

今宮  そっかそっか〜!すみません、怖いから震えるんですよね。・・・(笑)

    なんかねえ、師匠はねえ、連中に向かって行くというか、
    こいつらを・・・というような雰囲気ではなかったのに、
    何故か片づくんですよね。
    最初は、不思議で仕方なかったんですよ。

本多  いい指導者に恵まれたんですね。
    それで、そのNさんとかいう師匠さんは、現在どうしてらっしゃるん
    ですか。

今宮  今は別の警備会社におられると聞いています。
    もう何年も音信不通なんですよ(笑)
    師匠には、今でも感謝しています。

本多  後で師匠さんを紹介してくださいね。
    ところで、警備員をしいて良かったこと、
    例えば、嬉しかった、感謝された、褒められた、上手くいったこと
    などがあれば教えてください。

今宮  う〜ん、それはブログ記事をみてください。
    喜怒哀楽を現していると思いますし、
    体験談ネタは、数十は用意してありますんで、
    記事のアップに期待してくださいね。

本多  分かりました。期待していますよ。
    それでは、逆に失敗したことってありませんか。


                    ・・・・・・つづく

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     ■■■ノンフィクション・エッセイ・防犯警備シリーズ■■■
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2009年05月28日

取材(失敗して経験は)

     ■■■プロフェッショナル 警備の流儀■■■

ルポライター本多の”取材第7弾”

本多  それでは、逆に失敗したことってありませんか?

今宮  ハイっありますよ!
    事件や事故があると、現場保存って言うのがありますよね。
    テレビでも、事件現場周辺に黄色いテープは張ってありますね。
    規制線を張るというのでしょうか、事件があった時の状態を、
    そのままにしておくことだと思います。

    この現場保存をしなかったばかりか、現場を変えてしまったことがあ
    ります。

    ブログ記事でもアップしていますが、「ゴミの不法投棄」事案の証拠品
    であるゴミの山を寄せ集めてしまったという失敗があります。

    某ゲームセンターの真ん前に斜め駐車した2tトラックがありました。
    平ボディーでしすたが、荷台は見えません。
    どど〜んと斜めに駐車していますが、
    まあ仕方のない状況につき取り沙汰しませんでした。
    ゲームしてんだろうなあと一旦引き上げたのです。

    1時間少々経過した巡回時にゴミの山を発見しました。
    先ほどまで駐車していた2tトラックの立ち去った跡が、
    お見事にゴミの山なんです。

    雨が降ったあとに、雨が降る前から駐車していた車が立ち去ると
    全く雨に濡れていない路面が現れますよね。まさにその感じです。

    トラックの荷台からポンポン投げ捨てた感じで、
    右と左と後ろの3方向に、衣類やら紙くずやら段ボールやらと・・・。
    物差しで線を引いたように、きれいな長方形の外側がゴミの山なん
    です。

    早速、警察へ連絡しました。
    ナンバーを控えていたので、所有者の割り出しはできたのですが、
    警察が現場写真を撮る時になって一言、


警察 「こりゃあ、発見したときのままですか?」

    ありゃりゃんコリャリャン、やっちまったよー!

男前 「すみません、寄せて集めました」
   
    あっそうか、現場保存忘れてたよ!

警察 「じゃあ、最初の時のように戻してよ」

    あ〜よかったよかった!


    結果として、そうマズイことにはなりませんでしたが、
    全く無頓着な自分でしたね。
    警備員になって2年目くらいの頃だと思います。
   
本多  まずい状態にならなくてよかったですね。
    発生現場に、一番近くて勤務している警備員さんにとっては「現場保
    存」は重要なことですよね。

    ところで今宮さん、最初の質問で”長続きの秘訣”についてお答え頂
    きましたが、生活があるという「明確な働く動機がある」とのことでし
    たが、それだけで続けられるものなんでしょうかねえ!
    だって、長続きしない人も多いと言っておられましでしょ・・・。


                  ・・・・・・つづく

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2009年05月29日

取材(長続きの秘訣PARTU)

     ■■■プロフェッショナル 警備の流儀■■■

ルポライター本多の”取材第8弾”


本多  ところで今宮さん、
    
    最初の質問で”長続きの秘訣”についてお答え頂きましたが、
    生活があるという「明確な働く動機がある」とのことでしたが、
    それだけで続けられるものなんでしょうかねえ!
    だって、長続きしない人も多いと言っておられましでしょ。


今宮  ですよね〜。正直言ってストレスの溜まる仕事ですからね。

本多  どんなことがストレスの原因なんですか。

今宮  ヤ*ザくずれのような、人間くずれのようなヤツから、
    「うっとうしいのう、あっち行かんかい」    
    何て言われてみなさいよ、誰でも平常心じゃ、おれませんよ。
    今にも殴り掛かってきそうな感じでさ!

    小学生のクソガキにですよ、声変わりもまだのチビにですよ、
    「なんや、うるさいな」
    目の前で、タン唾吐かれて、ゴミポイされて、ジュースこぼされてさ、
    心拍数異常なしっ、てな訳にはいきませんよ。

本多  ほほ〜、いろんなことがあるんですね。
    実際にはどうやって心拍数を下げてるんですか。

今宮  実に簡単ですよ!
    一人でぼやいています。

    相手に聞こえてはまずいから、聞こえないようにぼやいてます。
    
    「まあ〜、ええ歳してガキみたいやん」    

    「まさに。アホとはコイツのこと言うんやな」

    「アホ、アホ。くそアホやなあ」    

    「世の中に、おるんや、こんなアホが」

    まあ、ぼやくぼやく、

    自分の場合は、性格的に尾を引くタイプなんで、
    その場でケリをつけるやり方に徹しないと残るんです。

    通勤途中でも叫んでますよ。
    ウィンカー出さずに、サッと割り込んできたクルマにぼやいています。
    車内ではいくら叫んでも相手に聞こえません。遠慮しません。
     
    「おっと、アホか合図だせよ合図」

    「このくそボケ、ウィンカー出さんかい」    
    わたしは、少々強引でも、ちゃんとウィンカー出して入る(割り込む)
    ヤツには寛容なんです。

    兎に角、後続車がいるのに、ウィンカーなしで入るヤツには、ちょっと
    熱くなるんです。

    
    話しがそれましたが、どんな仕事でもストレスってあると思います。
    特に警備員は、そう言ったことがストレスの要因になると思います。
    それに耐えられなくて、去っていく方も多いのではないでしょうか。
    辞めていく方に、何で辞めるのかを聞いたことがありませんかね。

    ひと言でいうなら「ストレスを溜めないこと」かな。

本多  そうですね、ストレスは大敵ですよね。
    その対処法が重要な訳ですね。

今宮  それから、勤務計画に行きたくない店があるときって嫌じゃないで
    すか。

    あの店は、不良がよく溜まってるからな、あ〜行きたくねえ!

    今日は、いつもの落ち着いたお店の勤務。しかし、明日は行きたくな
    いお店。

    こんな時は、明日のことを一切考えないようにしています。

    ジーッと突っ立っているようでも、ちゃんと立硝警戒してるようでも、
    頭の中は、休みのこと、***のことを考えるようにしています。

    勤務中、ズーッと張り詰めた感じでは持ちません。
    ブログでも、スウィッチのONとOFFを要領が必要と言ってるように、
    外見では分からないように、自分をコントロールすることが必要
    かな。

本多  要領のい方がいいのですね。

今宮  それは否定できませんね。
    最後はですねえ、仕事を早く覚えることですかね。
    
本多  そっかあ、早く覚えると余裕ができますよね、きっと!


                  ・・・・・・つづく

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2009年06月05日

取材(仕事を早く覚えるとは)

     ■■■プロフェッショナル 警備の流儀■■■

ルポライター本多の”取材第9弾”


本多  仕事を早く覚えるんですね!
    
今宮  そうですよ。
    新任研修や現場研修の何日間で、「仕事の概要」が解る筈です。
    例え机上論であっても、仕事の概要はつかめると思います。
    って言うか、その時点でつかめないなら無理ですこの仕事。


    *店内は何を点検するのか?
    *バックヤードでは何を観るのか?
    *駐車場は何をチェックするのか?
    *酔っぱらいの対応は?
    *少年たちが溜まったらどうするのか?
    *窃盗行為、迷惑行為を防ぐには?
    *報告要領・報告書記載要領は?
    *警察通報・要請要領は?
    *巡回・立硝の要領は?・・・etc.
    
    早く覚えるんです。

    現場で、いつも問題が待ち構えている訳ではないので、
    実体験で修得するには、かなりの時間(日にち)を要します。
    しかし、「・・・たら」「・・・れば」の「たられば」でも、
    十分に対応できる事ばかりですから、
    机上論(たられば)も大切なんですね。

    前向きな仕事意識があれば、
    必ず問題点や不安材料が見つかります。

    そして、先輩やエリアリーダー、上司等に相談するんです。

    いい意味で「人を使う」ということなんです。

    対応に悩む事案に遭遇したら・・・、遭遇しそうなら・・・、
    リーダーに相談して適切な対応を取るということも、
    仕事を覚えたと言えますね。

本多  といいますと・・・。

今宮  長年やってる私でさえ「どうしたものか」と考えさせられる
    ことがあります。
    いまだに「何でもお任せ」ではないんですよ。
    色んなことがあります。不景気なせいだからでしょうかねえ。
    

    *事がある都度、適切な対応ができればいいのですが・・・
    *悩むときでも、お店に迷惑をかけない策で対応する・・・
    *それが、自分の経験則だけでは、判断できないから・・・
    *取り巻きを「使う」「利用する」を実行していけば・・・
    *一人で悩むことにならないからストレスも溜めない・・・
    *ひいては、長続きができるしお店から不信感もない・・・
    *だから、上司・先輩・同僚などに愛想よくしておく・・・
    *いわゆる、この「お上手」ができる人は「得」です・・・
    *お上手ができなくても、事があれば必ず上司に聞く・・・
    *これができれば、会社もお店も安心の境地でしょう・・・


本多  お上手のできる方は、何やっても上手くいくでしょうね。
    問題は、社交的でない方、お上手のできない方なんですね。
    
    一人で全てをやるんではなく、その場にいない上司や先輩を
    上手く使うっていうのは、正にその通りですね。

    お店の予算は一人分ですもんね。
    現場は一人勤務でも、仮想二人勤務っていうところでしょう

今宮  そうそう、その通りですよ。
    「仮想2人勤務」これはいい表現ですね。
    ズバッズバッ!です。(笑)

本多  そうですか、嬉しいですね。

    「仮想2人勤務」新しいフレーズですね。

今宮  いいですねえ。  

本多  ところで、今宮さんとこには、しょっちゅう電話がかかって
    くるんでしょうね。

今宮  は〜い、結構掛かってきますね。   


  *満点警備員は不要、だって失敗しちゃうから!

  *せいぜい60点くらいが理想、だって慎重になるから!


                  ・・・・・・つづく

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posted by ひろき at 06:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | ルポライター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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