2011年05月23日

現場保存の重要性

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     それいけボウハンマン!警備の流儀!2011
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   量販店のお話し!Z(sub title) 少年が床に油をまく

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別に長いことやらんでも経験できるんだ。
施設警備をやり始めると必ず『洗礼』を受けるんだよね。
その施設を縄張りにする地元のガキどもにさ。

やんちゃなお坊ちゃんが真面目な警備員様に・・・

『おっ、新人か〜!』
『あんまりウロウロすんなよ!』


『なんや、クソ警備っ!』
『何見てんや、おっさん!』

どこでもいるんだよね、憎たらしいガキどもが。
まあ、このくそガキどもがおることが、仕事が存在する理由の一端でもあるからチョット複雑やな。

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大きいお店になると、特にショッピングセンタークラスにもなれば必ずあるよね

フードコートあり〜の、
ゲームセンターあり〜の、
テラスあり〜の。

『フードコートって〜のはな、飯食うとこなんぜよ!』
『おめえらの喫煙コーナーじゃねえんだよ!』
『唾吐くなよバ〜カ!』

『テラスって〜のはなあ、食事・憩い用ってえのが前に付くんだよ』
『なんだったらスペイン語の辞書で調べてみろっ!』
『全然憩いの空間にならね〜んだよ!バ〜カ!』

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お店にとって好ましくないコノ連中も、その存在は否定できない。
犬猿の仲とも言える警備とヤカラゆえに、時に感情的になることもある。

 こいつ(この世から)抹消しちゃれ!

消しゴム使う訳にもいかんよえね。だったら、悪戯の事実をキレイに残すのがいいんじゃないかな。
残すとは『保存する』という意味ですよ。

何故・何の為にと犯罪発生の原因を探究する前に、悪戯の結果(事実)をキレ〜イに保存することが肝心やね。

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某月某日夕刻18時頃
ショッピングセンター内の核テナント勤務
いつもの遊撃警備員であります

『通路に油がまかれている』旨の通報が入る。
即刻現場へ向かい現状確認をする。
確かに油の筋が延々と続いているのを確認した。
衣料品通路からショッピングモール方向へと、くねくねで概ね30メートル。施設警備の方、お店の担当者などに事実の確認をして貰う。

お客さんが滑って転倒しない措置を取る。買い物カゴで油(筋状の30m)を囲む様にして事故防止と現場保存である。幹部さんが確認後、清掃にお願いして原状回復した次第である。

防犯カメラは、完全に捉えていた。
犯行の現場をくっきりと捉えていた。
誰がどのように油をまいたのか完璧に捉えていた。

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この場合、このガキの行為は『偽計業務妨害』に当たるらしい。
威力なんちゃらじゃなくて偽計なんだそうだけど、警備としては、そんなのどっちでもええ訳なんよ。要は、罪になるって〜のが分かればええ訳なんよ。

となると『悪戯の証拠』が必要になるんだけど、実は、警察に通報すれど警察が来てくれて(写真を撮るなどの)確認をするまでにお掃除(現状回復)するというミスを犯してしまったんだよね。

これは警備の失態じゃなくて、警備の上層部&お店の幹部さんの失態なんですが、悪ガキをギャフンと言わせるネタを失ったことに超残念で仕方ない。

だって、私の『現場保存』は完璧だったんだから。


      全国でご活躍中の施設警備員の皆さま!

 悪戯の証を保存することをお忘れなくお勤めくださいね。


 量販店シリーズ、次は『店内を駆け回る少年』ですね。



posted by ひろき at 06:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 量販店のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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